手作り堆肥の始め方:コンポスト容器の選択から豊かな堆肥への道


安全・健康な食材を手に入れるために!有機野菜栽培に欠かせない自家製堆肥のつづき

自家製堆肥で美味しい苺ケーキを作ろう

コンポスト選びからスタートです!

プラスチック製は手軽で扱いやすいけど、耐久性に問題あり。

木製は通気性抜群だけど耐久性に注意。

プラスチック製のコンポスト

そこで、コンクリートブロックを選びました。

一見すると、通常の堆肥コンテナとは異なるかもしれませんが、実はコンクリートブロックを使用することにはいくつかの魅力的なメリットがあります。

1.耐久性

コンクリートブロックは非常に丈夫で長持ちする素材です。堆肥のコンテナとして使用する場合、長期間にわたって使えるため、投資の価値があります。

2.安定性

コンクリートブロックは重量があり、堆肥コンテナとしての安定性を提供します。風や動物による干渉に対して安全で、堆肥の内容物を保護します。

3.温度制御

コンクリートは温度変化を比較的遅く受ける特性があり、堆肥の温度を一定に保ちやすいです。これは微生物の分解活動にとって理想的です。

4.装飾性

コンクリートブロックは外観的にも魅力的で、庭園や菜園のデザインに組み込むことができます。ブロックをスタッキングして独自の堆肥コンテナを作成することも可能です。

5.低コスト

コンクリートブロック1個当たりの単価が安いので、初期投資を抑えることができます。

早速、ホームセンターに向かい、コンクリートブロックを購入。

ブロックは28個購入!しかし、あまりにもブロックの重さにより車が沈んでしまいました(笑)

ブロックを使って正方形の堆肥場を2か所作ります。

1か所は今年の堆肥作り、もう1か所は完成した堆肥の保管場所にします。完成まで1年かかると見込んでいるからです。

次はコンポスト場所を決めます。

裏庭の隅が風通しがよくて、匂いも近所迷惑にならない理想的な場所です。

生ごみは腐敗し、悪臭を発します!

でも将来的に場所を変えることも考え、周囲はロープで固定することにしました。

さあ、堆肥場の準備が整い次は材料集めです。

生ごみや草刈りした雑草、茶葉、コーヒーのかすなど、いろんな有機物を使って堆肥を作り始めました。これらは自然な分解を促進し、価値ある有機肥料になります。

また、それだけじゃなく堆肥作りをスムーズに進めるために、米ぬかも活用することにしました。

米ぬか。コイン精米所でいただいてきました。

米ぬかは窒素源として優れていて、堆肥の分解を助ける働きがあります。

堆肥内の微生物が有機物を分解し、栄養素を作り出すプロセスを活性化させるんです。

それに米ぬかには微量のミネラルや有機物も含まれています。

これらの成分は土壌の健全性を向上させ、作物の根の成長を促進し、病害虫の発生を抑える効果も期待できます。

手間はかかるけど、その価値は間違いなし!自然とのつながりを感じ、自家製の安全な肥料を作ることができます。

左は完成した堆肥。右は生ごみや雑草等で発酵中。

完成した堆肥

堆肥作りは家庭ごみの削減や環境への貢献にもつながります。

堆肥の発酵の進行を観察しながら、次第に完成に向かう様子にわくわくするのでした。


この家庭菜園ブログでは、イケオジが15年以上の歳月をかけて培ってきた家庭菜園のノウハウを紹介していきます。

特に、忙しくて世話が中々できない人にもピッタリな、比較的簡単で育てやすい野菜を中心にお届けします。

時間に余裕のない人でも、美味しい野菜を育てることができるはずです。

イケオジ アドバイス!

連作障害

連作障害は、同じ作物を連続して同じ土地で栽培することによって生じる栽培上の問題です。

連作障害は土壌の健康を損ない、作物の成長や収量に影響を与えることがあります。

主な原因

連作障害の主な原因は、特定の作物が連続して同じ土地で栽培されることによって、土壌中の特定の栄養素が枯渇することです。また、同じ作物を連続して栽培することで、土壌中に特定の病原体や害虫が増加する場合もあります。

一般的な症状

連作障害の症状は、作物によって異なりますが、一般的な症状としては以下が挙げられます。

1.成長不良:作物の成長が遅れるか、弱くなることがあります。

2.病害虫の増加:連作によって特定の害虫が増加し、作物に被害を与えることがあります。

3.土壌中の病原体の増加:連続して同じ作物を栽培することで、土壌中に特定の病原体が増加し、病気を引き起こす可能性があります。

対 策

連作障害を回避するために、農家や園芸家は以下の対策を取ることがあります。

1.輪作:異なる作物を交互に栽培することで、土壌中の栄養素の偏りを防ぐことができます。

2.緑肥の利用:特定の作物を植える代わりに、土壌改良のために特定の植物(緑肥)を植えることで、土壌を健康に保つことができます。

3.堆肥の追加:堆肥を追加することで土壌の栄養価を向上させ、土壌の健康を保ちます。

連作障害を避けるためには、土壌の健康を重視し、持続可能な農業や園芸の手法を採用することが重要です。

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